2010年2月 2日
カエルの文化
日本におけるカエルは、棲息に好適な水辺や水田が多かったことから、常に人にとって身近な存在となっている。古来より春の景
物とされ、万葉集以来、特に鳴き声を愛でて詩歌に詠む。和歌での「かはづ」は、おもに鳴き声が美しいことで知られるカジカガ
エルのことを指すが、この語は平安初期ごろから、混同されてカエル一般を指すようになった。俳諧においては、カエル一般を指
すと思われる用例が増える。芭蕉の「古池や蛙飛び込む水の音」、一茶の「やせ蛙まけるな一茶これにあり」等の句は特に有名。
「蛙」は春の季語で、これは初蛙のイメージから。「雨蛙(あまがへる)」「蟇/蟾蜍(ひきがへる)、蟾(ひき)、蝦蟇(がま)
」「河鹿(かじか=カジカガエル)」は夏の季語である。
鳥獣戯画(平安時代末期)にも、サルやウサギとともに、人間に擬せられたカエルの姿が、生き生きと描かれている。また、草双
紙(江戸時代)では妖術使いの悪漢が大蝦蟇(おおがま=空想上の化け物)に乗って登場する等、さまざまな表現のモチーフとなっ
ている。昭和40年代にはカエルを主人公としたテレビアニメーション(『ど根性ガエル』)が人気を博した。
貝原益軒の『大和本草』によれば、カエルの名は他の土地に移しても必ず元の所に帰るという性質に由来すると記述されている。
日本では、「お金が返る(カエル)」として、カエルのマスコットを財布の中に入れておく習慣がある。似たような扱いで、新し
いものでは、1985年にNTTが出した「カエルコール」がある。帰るときに家に連絡を入れよう、というものだが、「今から、カエル
」というテレビのコマーシャルが人気を呼んだ。
南米のいくつかの地域では、カエルは幸運(特に金運)を招くものと考えられている。このため、カエルをペットのように飼った
り、カエルの置物を家に飾ったりすることがある。また、口を開けたカエルの置物に向かってコインを投げ、うまく口の中に入れ
ることを競う遊びも行なわれている。
西洋においてもカエルは良く親しまれている。ギリシャ古喜劇の蛙では船をこぐディオニューソスを半ば冷やかしながら歌い続け
るシーンがあり、これが題名となっている。ノーベル賞の授賞式では参加した学生と受賞者がカエルのようにジャンプする「蛙跳
び」の儀式があり、これは受賞者のさらなる飛躍を願ってのことである由。受賞者の参加は自由意思によるが、参加した受賞者に
は「カエル勲章」が授けられる。またアメリカではウシガエルを使っての三段跳び競争が行われる。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
ヤエヤマアオガエルは緑色でとてもかわいらしいですよ。
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